ダッチオーブンを使ったパンの作り方 失敗から学んだ焼き方と火加減のコツ
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バーベキューでパンを焼いてみたい。
焼き立ての手作りパンをアウトドアで美味しく食べられたらいいな。
そんな気持ちがありながら、今まで挑戦できずにいました。
でも、せっかくホームベーカリー、ダッチオーブンがあるため、最近パン焼きに挑戦し始めました。
初心者の私ですが、失敗しつつも焼き立てパンを楽しんでいます。

ダッチオーブン パン
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ダッチオーブンでパンを焼くための下準備

バーベキューでパンを焼くことを考えたとき、生地を一から作ったら、焼きあがったときの達成感、満足感は高そうですよね。
でも、パン生地づくりは、パン作り初心者にとっては難関でした。
ホームベーカリーで食パンを作ったとき、いい加減でもいいかなと思い、食パンを失敗させたことのある私には、アウトドアの環境下でパン作りを一から自分の手でやることは避けた方がいいかなと感じました。

そのため、できるだけパン作りを失敗させないため、アウトドアでのパン作りのときは、パン生地はホームベーカリーにおまかせすることにしています。
ホームベーカリーにおまかせしつつ、生地に何か混ぜたり、材料の分量を好みで変えてみたりしながら、パン作りを楽しんでいます。

色々試していますが、最近はゴマ入りのパンが気に入っています。
私が使用しているホームベーカリーは、パナソニックの1斤タイプ ホームベーカリー SD-MT1 です。
ダッチオーブンは、ユニフレームの10インチサイズを使用しています。

ダッチオーブンでのパンの作り方

【私のダッチオーブンゴマパン レシピ】

強力粉 230g
バター 30g
黒ゴマ 30g
きび砂糖 大さじ3
牛乳 50㏄
水 100㏄
ドライイースト 小さじ1

ホームベーカリーのパン生地コースを選び、生地を作ります。
生地ができあがったら、8等分~10等分して、丸くします。
10インチのダッチオーブンの場合、8等分でちょっと大きなバターロールサイズぐらいに仕上がります。
10等分にすると、バターロールサイズぐらいなイメージで仕上がります。
お好みでパンの中にあんこやチーズを入れても美味しいです。
すぐ焼かない場合は、生地を冷凍して、イースト菌の活動を止めてあげます。
そして、クーラーボックスに入れて持ち運び、気温を考慮しながら、解凍、二次発酵させて、焼き上げる流れになります。
二次発酵の仕上がり目安は、最初のサイズから約1.5倍~2倍程度に膨らんだ状況です。

ダッチオーブンの準備です。
私は火加減の調整がまだ不慣れのため、ダッチオーブンの底に網を入れています。
底に網を入れておくことでダッチオーブンに直接パン生地の下の部分が当たることが避けられるため、焦げ付くことが防止できているかなと思っています。
また、焼き立てパンをダッチオーブンから取り出しやすくするため、ダッチオーブンへの焦げ付き防止のため、パン生地より大きめのクッキングシートを敷いてから、パン生地を入れています。
大きめのクッキングシートがあることで、クッキングシートをつかんで、焼き立てパンが取り出すことができるようになります。

ダッチオーブンの準備ができたら、生地をクッキングシートの上に並べます。
丸めた生地の綺麗な面が上になるようにして焼くと、仕上がったときに表面が綺麗になりやすいです。

ダッチオーブン パン

↑2次発酵前の状態

私は、お昼にバーベキューをすることが多いため、朝にパン生地の仕込みをして、そのままダッチオーブンに準備して、バーベキューの移動と準備時間で二次発酵させて、お昼に焼きあげる感じでやっていくことが多いです。
そのときの気温、移動時間と準備時間を考えて、何もしないでダッチオーブンを持ち運ぶこともありますし、クーラーボックスに入れて冷やしながら持ち運ぶこともあります。
まだ泊まりがけでキャンプへ行くときにパンを焼いたことがありませんが、焼くまでに時間が半日以上かかるときは、前日に生地を作って、冷凍させておいて、当日解凍しつつ、発酵させていくのがいいのかなと思っています。

ダッチオーブン パン 発酵後

↑2次発酵させた状態

例えば、5月、気温が20℃ぐらいのときは、1時間ぐらいで2倍近いサイズになりました。
同じ5月でも気温が25℃ぐらいのときは、40分ぐらいで2倍サイズになっていました。
気温や湿度によって発酵の様子が変わるため、可能であれば生地の様子を見つつ、準備するのがいいです。

真夏は、常温で放置していると、気温が高くて、気が付いたときには発酵しすぎになっていることがあります。
そのため、暑いときや焼くまでに時間がかかるはクーラーボックスに入れて持ち運んで、炭の準備ができあがったころにクーラーボックスから出して、二次発酵を待つ感じにしています。

また、冬の季節は気温が低くて、発酵がうまくいかないこともあります。
そんなときは、火を起こして、火のそばで温かさが感じられる場所においておいたり、ふたを温めてからふたをしてみたりしています。

二次発酵をさせるとき、最適な温度は35~40℃と言われていますが、時間をかければゆっくりでも発酵されます。
むしろ、高い温度で発酵させすぎると、修正ができず、失敗の原因になります。
発酵をさせすぎると、パンの中に空洞ができがちなので、気をつけています。

失敗から学んだパンの焼き方、火加減と焼き時間の目安

パンを焦げ付かせず、失敗を少なくして焼き上げるコツは、とにかく火加減に気をつけることかなと思います。
火加減としては、下火は弱火、上火は中火がいい具合に焼き上がりやすいです。
焼き上がりが不十分かなというときは、焼く時間を長くすれば良いですが、一度焦げてしまうとどうしようもなくなるため、火加減は強くしすぎないのが失敗するリスクを軽減できる気がしています。
焼き上がりの時間が難しいところですが、時間の目安としては30分ぐらいで考えていて、後はパンの美味しいそうなにおいがしてきたタイミングを焼き上がりの目安にしています。

私がパンを失敗させたときは、上火が強すぎたためにダッチオーブンの上側のパンの表面が丸焦げになってしまいました。
下側はちょうどいい感じだったにも関わらず、上側のパンは全体的に焦げてしまいました。
幸い、焦げた部分を取り除けば、美味しく食べられましたが、ダッチオーブンのふたを開けたときは丸焦げのパンにショックでした。

ダッチオーブン パン 失敗

パンが丸焦げになったときは、上火に炭4つのせていたため、その次にパンを焼くときは、上火として炭2つにしました。
上火を2つにしたら、今度は表面の焼き色が薄くなりすぎた感じになりましたが、表面も裏面も丸焦げになることなく焼きあがりました。

ダッチオーブン パン

↑ダッチオーブンに炭を4つ置くと強火になりすぎ

ダッチオーブン パン

↑ダッチオーブンの上に炭を2つくらいがちょうどいい火加減になりそう

ダッチオーブン パン
上面の焼き色はうすくなってしまったが、まあまあのパンが焼きあがりました

二次発酵の加減と火加減の難しさを感じつつ、パン作りに挑戦中です。
焼き立てのタイミングでは、中はふわふわ、表面はパリっと香ばしい感じですごく美味しいのですが、時間が経つとふわふわ感が劣る感じがしています。
また、焼き上がり時、パンがしぼみがちな感じになることが多いなと思っています。
二次発酵をさせすぎてしまうこと、上火と下火の火加減に失敗することが多いなと思っているため、パン作りの奥深さを感じています。
私の目標は、焼いてから時間が経っても美味しいパンです。

ダッチオーブンのパンの作り方と焼き方のまとめ

パン作り初心者の私が、バーベキューでパンを焼こうと思った場合、楽できる部分は事前準備して、済ませておくのが便利だなと思っています。
手間がかかる生地づくりに関しては、ホームベーカリーにお任せしていくのが、材料や道具の持ち運びがなくなって、準備時間の短縮にもなって、楽です。
パンを失敗せず焼き上げ、美味しく食べるためのコツとしては、クッキングシートを活用しつつ、火加減は強すぎず、下火が弱火、上火は中火にすることです。
火加減の調整が慣れないうちは、火加減を強めにするのではなく、弱めにして、じんわり焼いていって、美味しそうなパンの香りがするのを焦らず待つ方が失敗は少なくなるかなと思います。
焼きたてのパンの美味しさは格別です。
一流のパン屋さんが作ったパンのような見た目、味には勝てない面はどうしてもありますが、バーベキューで作るパンは多少の失敗があっても、それはそれで楽しめるのでいいかなと思っています。
我が家の子どもは、焼き立てパンがお気に入りでいつもたくさん食べてくれます。

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