ピザは、子どもから大人まで楽しめるメニューですよね。
今回は、キャンプで楽しめるバーベキュー料理として、炭火でピザを焼いて楽しみました。
新たな挑戦として、ピザ生地はホームベーカリーで手作りしてみました。
生地タイプは、ふわふわ、もちもち系を目指してみました。
ピザ生地はホームベーカリーを使って、簡単に手作りしてみよう!
今までアウトドアでピザを楽しむときは、市販されているピザ生地を使ってみたり、すでに焼くだけになっているピザを買ってきて焼いたりという本当に簡単なピザ作りでした。
もっと簡単にピザっぽく楽しもうと思うときは、餃子の皮を使ったピザが我が家では定番でした。
バーベキューで作った料理は、多少の失敗でも許せるし、外でみんなでワイワイ食べるだけでなぜだかいつもより美味しく感じますが、それでもやっぱり間違いなく美味しい料理の方がベターだろうなと思うところもあります。
より良く美味しいピザをバーベキューで楽しむため、今回はピザ生地を手作りすることから始めてみました。
とは言っても、私は料理上手でもないですし、普段からお菓子やパンを作っているわけではありません。
そんな私が簡単にピザ生地を作るために、美味しいピザ作りのために選択したピザ生地づくりの方法は、使用頻度が少なくなってしまっている我が家のホームベーカリーを使うことでした。
どうしてホームベーカリーか。
その理由は、ただ失敗をせずに、楽にピザ生地を作りたいと思ったからです。
せっかくホームベーカリーという便利なものがあるんですから、使わないのはもったいないですよね。
わざわざ手作りにこだわるのであれば、手で生地をこねて作ればいいじゃないかと感じつつも、やっぱり手でこねるのは面倒だなというのが私の結論でした。
ただでさえ、バーベキューの時は、他にも仕込みや準備をすることがあって、楽しむためにあれこれやることがあるわけです。
だから、今回はピザ生地づくりをホームベーカリーで作れば、ひとまず十分じゃないかと感じて、挑戦してみました。
私が使っているホームベーカリーは、パナソニックの商品(品番 SD-BMT1001)1斤タイプで、ピザ生地モードが設定できるものです。
ピザ生地モードがあるということは、それだけピザ生地を作ろうと考える人が多いのでしょうか。
ホームベーカリーをピザ生地づくりに活用している人がどれだけいるのかは分かりませんが、ピザ生地を作ってみようと考えた私にとっては、ピザ生地モードは私にとってありがたいなあと感じました。
クリスピー生地の作り方も取扱説明書に書いてありますが、今回はふわふわ、もちもち系を目指して、普通のピザ生地を作ってみました。
手作りピザ生地の材料
ピザ生地の材料(2枚分)
取扱説明書に記載されているものを参考にして、材料を準備しました。
・強力粉 280g
・砂糖 大さじ1
・バター 10g
・牛乳 70ml
・水 110ml
・ドライイースト 3g
取扱説明書と変更したところは次のことです。
まず、スキムミルク6g(大さじ1)から、牛乳80mlへ変更し、牛乳にしたため、水を180mlから100mlへ減らしています。
スキムミルク6gを単純に牛乳へする場合、取扱説明書では牛乳70ml相当と記載されています。
色々調べてみると、スキムミルクを牛乳へ換算する場合、スキムミルク量×10gとされているものもありました。
私としての結論としては、間違えないポイントとしては、牛乳の分を既定の水の量から減らすことだけだなと思っています。
また、スキムミルクの方がふんわり焼ける傾向にあるようですが、パン作りを日々するわけではなく、スキムミルクを上手に使いきれないため、私はいつも家にある牛乳を使用しています。
次に変更してあるのは、バターの量です。取扱説明書ではバター15gとありますが、我が家では10gずつ切れているバターを使用しているため、バター10gにしています。
最後に塩の量ですが、取扱説明書には塩5g(小さじ1)と記載されていますが、今回は有塩バターを使用していることもあり、塩はやめました。
ホームベーカリーを活用したピザの作り方
ピザ生地の作り方は、簡単です。
準備した材料を既定の量を量って、ホームベーカリーにセットして、ピザ生地モードを選択するだけです。
生地が仕上がるまでは約45分待つだけです。
45分って、結構時間かかるよねと最初は思いましたが、他の準備をしていれば、そのうち45分経つので案外問題ないなと思っています。
ホームベーカリーが生地ができあがるとブザーが鳴るため、ホームベーカリーからできあがった生地を取り出します。
自分でこねると上手にやらないと手にベタベタはりついたり、周囲が汚れたりしますが、ホームベーカリーはその心配がないのが便利ですね。
今回は2枚にして焼くため、2等分にしました。
生地を2等分して、丸めて、かたくしぼったキッチンペーパーを生地にかけて、生地を休ませます。
私は濡れたキッチンペーパーを使っていますが、濡れふきんでもいいですし、ラップをかけても大丈夫です。
生地を乾燥させることなく、二次発酵できればいいので、家にあるものを上手につかうと良いと思います。
すぐ焼く場合は、生地を10~20分休ませて、生地を成形し、具をのせて、焼き上げればピザのできあがりです。
ホームベーカリーから取り出してすぐの状態では、発酵が足りなくて、生地がかためのため、生地がふっくらと盛り上がるぐらいまで待つといい具合にできるなと私は生地の表面のつやつや感とふっくら感を目安に生地を休ませる時間もじっくり待っています。
ピザをすぐ焼かない場合は、生地をのばして、ラップして冷蔵または冷凍保存します。
生地の乾燥が気になるようであれば、生地にオリーブオイルを薄く塗って、ラップをぴったりしておけば、乾燥を防ぐことができます。
自宅でピザ生地を準備して、生地は冷凍しておき、キャンプへ持ち込んで、ピザを作って焼き上げることも可能です。
凍った生地のまま、焼いても大丈夫です。
ピザ生地の成形は、自分の手を活用すれば十分です。
お店の人がピザ生地を成形しているようなアクロバティックなスタイルで生地成形することはできませんが、手で広げていけば生地は上手に伸びてくれます。
初めてピザ生地を伸ばしたときは、思っている以上に伸びてくれたため、うっかり穴が開いちゃった部分がありますが、手でつまんでおいたら、問題なかったです。
生地と生地を伸ばす台(私は薄いまな板を活用しています)に少し打ち粉をしてから伸ばせば、手にもくっつかず、生地が下にくっついてしまうことが防げます。
私は、ピザの耳も好きなため、広げたピザ生地の中心部は薄め、耳の部分は厚めにしています。
お好みの具合に生地を伸ばすといいかなと思います。
ふわふわ感を味わうのであれば、生地を薄くしすぎない方がいい感じに仕上がる印象です。
ピザを焼き上げているうちに生地がぷっくりふくらんでくるため、具をのせる中心部は、フォークで適当に穴をあけています。
広げたピザ生地へ好きな具材をのせて、お好みのチーズ量をのせれば大丈夫です。
ピザ作りするときの気分や時期によって、色々な具材をその日によって変えていますが、好きな味はトマトソースベースのピザです。
オリーブオイル、トマトソース(私は濃縮トマトソースが好きです)、アンチョビペーストを生地に適量のばして、具材をのせて、チーズをのせて、焼いていく形のピザが好きです。
手作りピザのキャンプでの焼き方
我が家では、ロゴスカマドを使ってピザを焼くことが多いです。
カマドは、温度が確認できるようになっていますが、最初は400℃近くで焼いてしまって、一瞬にして、ピザの生地裏が真っ黒になってしまって、生地裏は食べられませんでした。
生地裏は真っ黒でしたが、チーズはグツグツとよく溶けていて、耳の部分はふっくらといい焦げ具合で焼きあがっていました。
張り切って温度を上げすぎない方が良いと思って、2回目からは200℃前後で焼いています。
カマドの奥が温度が高くなりがちで、ピザ生地を回転させながら焼いて、できるだけ生地の焼き加減が均一になるように頑張っています。
ピザストーンやピザスコップも買ってみましたが、まだ使いこなせずに奮闘しています。
ロゴスカマドについている丸いプレートの上で最初は焼いていましたが、使い勝手が悪くて、ピザストーンを買ってみました。
ピザスコップは、ピザの様子をみるときにトングなどではうまく確認できず、カマドからの熱気も強いし、最後のピザの取り出しにも苦戦したため、買ってみました。
ピザストーンは、1回目使っただけでチーズがこぼれて、すぐ汚れ、使用していくたびに使用感が増しています。
ピザストーンがある方が良いのかどうなのかもわからない状態ですが、ピザストーンがあった方がピザ生地が安定して焼ける気はしています。
網の上ではピザ生地が網目に焼けてしまうし、具が下にこぼれやすかったため、その点ではピザストーンがあることで生地が平らにおけて、途中で生地の向きを変えるのもやりやすくなったため、そこは便利に感じています。
ピザスコップは、本当はもっと軽いやつが欲しかったですが、とりあえず使ってみるには数千円出すのがもったいないかなと思って、ホームセンターのカインズで800円弱で買ってみました。
カマドの中にピザ生地を入れやすくなり、途中でピザ生地の様子を見たり、最後に取り出したりするときには便利さを感じていますが、思っていたようにはまだ使えていません。
私が初めてピザスコップを使ったとき、うっかり失敗したことは、ピザスコップに打ち粉もせずに生地をのせてしまったため、いざ焼こうとしたら、生地がカマド内に滑り落ちなくて苦労したことです。
せっかくピザスコップを使うのであれば、打ち粉は忘れてはいけないなと思いました。
何回かピザを焼いてみていますが、火加減の調整がまだ慣れないところがあり、生地の下が先に焦げてしまうことが、やっぱり多いなと感じています。
まだ上手に焼き上げるコツがつかみきれていませんが、生地を焦げ付かせず、でもチーズはトロトロに仕上げるため、次回は仕上げにガスバーナーを使ってみることも検討中です。
美味しいピザを焼くためにという理由をつけて、ピザ釜でピザを焼いてくれる店にピザを食べに行ってみています。
やっぱりお店で食べると、生地が上下上手に焼けていて、具材も美味しく仕上がっていますよね。
お店だから当然かもしれませんが、何とか少しでもお店の味に近づけて、みんなでバーベキューをピザパーティーにしたいなと頑張ろうかなと思います。
生地を伸ばすところから、焼き上げるところまで何度か見学していますが、いざ自分でやろうとする場合、どこを真似られるのか、はっきりと見出すのは意外と難しいものですね。
工程を見ていると、簡単そうにやっている感じがしますが、自分でやってみるとうまくいかないなと感じています。
炭火で焼き上げていますが、薪を燃料にした方がいいのでしょうか。
疑問に感じることは、たくさんあります。
ピザ生地が焦げることが多いですが、ピザ生地は、市販されているピザ生地よりも手作りしたピザ生地の方が、風味もいいし、食感もいいなと感じています。
炭火で焼き上げるのもいいのかもいいのかなと思っています。
ちゃんと耳の部分がふっくらと仕上がっていて、耳まで美味しく食べられます。
子どもも気に入ってくれて、手作りピザは喜んで食べてくれています。
お店で食べるピザは、価格がそれなりにしてしまいますが、自分で作ると、多少小麦粉やバターなどにこだわっても、安くできあがるため、手作りをする価値はあるかなと思っています。
焼き加減が難しいところはありますが、ホームベーカリーがあればピザ生地は簡単に仕上がりますし、キャンプでも手作りピザをやるのは楽しいし、何より美味しいというのが最高ですね。
大好きなチーズも好きなだけのせられるし、具材たっぷりピザも簡単に楽しめるし、手作りピザはいいことが多いなと感じます。
ピザ生地をホームベーカリーで作って楽しむ手作りキャンプ飯のまとめ
ピザ生地は、ホームベーカリーを活用すると、簡単に作ることができます。
ホームベーカリーがない場合は、すべて手でやればピザ生地ができますが、ホームベーカリーがあればぜひ活用するといいと思います。
キャンプで作るピザは、炭火で焼き上げるためか、自宅のオーブンなどで焼き上げるより美味しさが高い気がしています。
また、子どもが喜んでくれますし、お酒と一緒に楽しむにもピザはいい感じになるメニューのため、キャンプでも便利なメニューとして、ピザはありだなと思います。