大あさりは、バーベキューにおすすめの食材です。
サザエよりお手頃価格ですが、その美味しさは負けていません。
立派な食材ですが、慣れないと困るのが、大あさりのさばき方など下処理方法です。
また、焼き加減についても悩む人が多いのではないでしょうか。
そんな悩み解消のため、実際に焼くまでの処理と食べるまでの様子を紹介します。
大あさりのさばき方・下処理方法
大あさりは、我が家にとって、バーベキュー食材の定番となっています。
ただ焼くだけというシンプルな調理でも、美味しくできるのが、大あさりの醍醐味です。
色々な食べ方があると思いますが、我が家では「大あさり焼き」がお気に入りです。
今となっては定番になっているメニューですが、最初の頃は大あさりをさばくのに手間取りました。
スーパーで半分に割られた状態の大あさりが売られていることもあります。
でも、下処理されたものを購入すると価格が高くなりがちですし、処理されてからの時間が不明で、美味しさが劣る印象です。
そのため、朝市などに買いに行って、自分で処理するようになりました。
簡単そうに見えて、なかなかうまくいかず、苦戦しました。
今は、コツをつかんできたため、苦労することなく、下処理を済ませて、美味しく焼くことができています。
実際に私がしている大あさりのさばき方、下処理の方法についてお伝えします。
まず、大あさりを半分にします。
包丁を大あさりのくっついていない方に入れて、つなぎ目まで刃がたどり着いたら、グッと両方に貝殻を広げます。
その後、大あさりを立てて、つなぎ目に刃を入れて、二つに分けます。
貝を二つに分ける作業が大変なんですが、刃を貝の身の方からあてて切り分けようとするとうまくいかないことが多いです。
簡単にするには、大あさりを立てるほうが切るときに力がいらず、スムーズです。
切り分けられないからと思って、半分にしないまま焼くと、焼いている最中と食べるときに不便なため、ぜひ切り分けておくをおすすめします。
大あさりのおいしい焼き方
続いて、大あさりの焼き方です。
味付けは、醤油だけをかけても美味しいですが、私のおすすめは醤油とみりんを合わせたものです。
大あさりから、美味しい出汁が出ますので、シンプルな形で食べるのがおすすめです。
下処理した大あさりを殻が下にした状態で網の上などに置き、焼いていきます。
焼き始めてしばらくしてくると、大あさりの周囲がブクブクしてきます。
そうしたら、事前に用意しておいたタレを入れて、再度ブクブクさせます。
ブクブクしたなと思ったら、食べ頃になっています。
大あさりの身が大きいときは、タレを入れてからブクブクしたら、一度ひっくり返して、しばらく待つといいです。
タレなど水分が残っているうちに食べるのを忘れないようにしてください。
タレが無くなるほど加熱してしまうと、身が固くなってしまいますし、せっかくの出汁が味わえなくなってしまいます。
大あさりを食べて、カラに残った汁も味わうのがおすすめのため、網からおろすときは汁をこぼさないように注意することが大切です。
アツアツの状態で食べるのがおすすめですが、貝の殻が焼きたては随分熱くなっていますので火傷に注意してください。
小さなお子さんが食べる場合は、キッチンばさみなどで適当な大きさにカットしてから食べると食べやすくなります。
シンプルですが、大あさり焼きは最高のバーベキューメニューです。
もっと安く手に入ることもあると思いますが、先日は9個1000円で購入しました。
半分にして焼き上げるため、1人半分ずつと考えれば、18人分になりますし、少ない人数ではもっとたくさん食べられます。
海鮮メニューとしては、お手頃価格じゃないかなと思います。
大あさりを焼くなんて、手間がかかるのではないかと心配されるかもしれませんが、慣れれば大丈夫です。
コツを知って、上手にさばき、美味しく大あさりを味わってみてください。