ドライフルーツは生のフルーツに比べて、栄養価が高くなり、食物繊維による便秘予防になるなど健康に対する効果が期待されていますよね。
そんなドライフルーツですが、市販品は砂糖などが添加されてしまっているものも多かったり、価格が高めだったりと手を出しにくい面もあるのではないでしょうか。
砂糖不使用のドライフルーツを自分で作ってみたため、その様子を紹介します。
子どもが生まれ、成長するにつれて、子どものおやつをどんなものにしようか悩むことが増えました。
できるだけ手作りで砂糖など余計なものが添加されていないものがいいなと思いながらも、忙しい日々の中、そこまでこだわっていられない自分がいました。
そんな私ですが 子どもが1歳を過ぎ、ドライフルーツづくりをするようになりました。
ドライフルーツづくりをするようになったきっかけは2つあります。
まず、一つ目は毎年恒例になっていた干し柿、干し芋づくりです。手作りした干し柿、干し芋を子どもも気に入ってくれました。
二つ目は、いちご狩りに行って出会ったドライストロベリーです。
ドライフルーツになっていれば、生のフルーツと違って皮をむいたり、切ったりする必要はないですし、生の状態より保存が効くのかなと思って、思い切ってドライフルーツづくりをするきっかけとなりました。
ドライフルーツづくりを自宅でするにあたり、私が準備したものはフードドライヤーです。
干し柿や干し芋づくりは、天日干しを基本としていましたが、いつでも気軽にドライフルーツづくりができたらいいなと思い、フードドライヤーを購入しました。
フードドライヤーは、業務用のものは高額ですが、家庭用であれば数千円から購入できるものが販売されていました。
私が選んだフードドライヤーは、「プリンセス フードドライヤー」です。
このフードドライヤーを選んだ理由はいくつかあります。
丸い形より四角い形のほうが使いやすいかなということ。
温度設定が40から70℃まで5℃刻みででき、タイマーが2から16時間まで2時間単位で設定できること。
トレイが6枚あり、一度にたくさん作れるかなと思ったこと。
以上の3点があり、フードドライヤーを決めました。
フードドライヤーを購入して、まず最初にやってみたものはバナナです。
バナナはいつでも手軽に入手でき、価格も安いため、最初に試してみるには便利なフルーツでした。
商品と一緒に入っていたレシピには、50℃、8時間と記載されていましたので、最初はその通りにやってみました。
作り方は簡単です。バナナをスライスして、トレイにのせて、セットするだけです。
結果ですが、バナナのスライスが厚かったようで私の期待していたより水分が多めの仕上がりでした。
そのため、トレイの1枚目と2枚目を入れ替えたあと、追加で4時間やって完成としました。
その後、最初は5㎜ほどだったバナナスライスの厚さをもう少し薄くして、16時間でやってみました。
仕上がりは、水分が少なめでパリっとした部分とちょっぴりシナっとした部分がある感じで出来上がりました。
食感は私の希望に近い感じでしたが、薄く切りすぎたバナナがカリカリになりすぎて、トレイから取り外しにくくて大変でした。
続いてやってみたフルーツは、イチゴです。
バナナに比べて、価格が高いため、最初はもったいない感じもしましたが、挑戦してみました。
バナナの体験を踏まえて、40℃、16時間の設定でやってみました。
イチゴを縦にスライスしてフードドライヤーにセットしたわけですが、イチゴの外側の赤い部分が多い端の部分はシナっとした感じが強くてセミドライな感じでしたが、それ以外の部分はもう少し水分が減っていて、いい感じの仕上がりになっていました。
イチゴとバナナしかまだやっていませんが、40℃、16時間タイマー設定で両方とも我が家の好みの感じで仕上がることがわかりました。
子どもは、生のフルーツだと食べやすくてどんどん食べてしまいますが、ドライフルーツになってことで、よく噛んで食べてくれるようになりました。
生のバナナとバナナも大好きですが、ドライフルーツにしたものも喜んで食べてくれています。
イチゴはすぐに傷みがちですが、ドライフルーツにしたことで保存性が高くなったのもうれしいですね。
安い時に買って、ドライにして、冷蔵庫保存で早めに食べています。
子どもの便利なおやつになっています。
フードドライヤーはフルーツだけでなく、野菜などもできるようなので、少しずつ挑戦して、料理にも活用出来たらいいなと思います。
市販品より、保存性は劣りますが、砂糖など余計なものが添加されていないのが自家製ドライフルーツの魅力かなと感じています。
また、フードドライヤーは天日干しと違って、仕上がりのばらつきが少ないのもいいなと思います。