滋賀県湖南市にある十二坊温泉オートキャンプ場へ行ってきました。
近畿地方だけでもキャンプ場は様々な場所にあります。
温泉もプールも楽しめるという点に魅力を感じ、新名神高速道路が開通したこともあり、1歳児の子どもを連れて、家族で出かけてみました。
十二坊温泉オートキャンプ場のアクセス
【京阪神方面から】
名神高速栗東湖南ICから約8km 約10分
【岐阜・福井方面から】
名神高速竜王ICから約8km 約10分
竜王ICが近いということは、竜王アウトレットパークから近い場所にあるキャンプ場です。
【名古屋・三重方面から】
新名神高速道路土山ICから約20km 約25分
私たちは、名古屋方面から向かいました。
新名神高速道路が開通したこともあるのか週末でしたが、渋滞に巻き込まれることもなく、無事到着しました。
三重県から滋賀県の県境は、新名神高速道路の長いトンネルの中で迎えました。
十二坊山(岩根山)にあることもあり、キャンプ場への入り口は登り坂の途中にあります。
初めて行く場合は、道中の看板に気をつけて向かうとうっかり通り過ぎちゃうことは防げそうな感じがしました。
最寄りのコンビニやスーパーは、車で10~15分の場所にあります。
種類は限られますが、フロント前の売店にパン、野菜、飲み物などが販売されています。
薪も購入できます。
レストランが11時~21時(ラストオーダー20時半)営業されているため、レストラン利用も可能です。
選べるサイト オートキャンプサイトとキャビン付サイトの料金などの違い
オートキャンプ場という名前ですが、キャビン付サイトも用意されています。
オートキャンプが楽しめるサイトが、21サイトあります。
キャンプ初心者でも楽しみやすいキャビン付サイトが、7つあります。
キャンプの楽しみ方によって、サイトを選ぶことができるキャンプ場です。
どのサイトを選んでも、電源1サイト1500wが使用できるように準備されています。
また、車1台はどのサイトも近くに駐車位置が決められており、荷物の移動距離は少なめです。
利用者が少なければあまり困らないと思いますが、各サイトの駐車場スペースが近い場所もあるため、混雑時は出入りや通行がちょっと苦労することもあるかもしれません。
流し台、トイレ、洗濯機が共同利用となっており、キャビン付サイトの方が共同利用スペースに近い印象でした。
トイレは、男、女、多目的トイレとわかれており、ウォシュレット付洋式トイレでした。
全サイト直火は禁止されていて、サイト内に用意されているコンクリート板上で焚き台やバーベキューグリルを使用するように決められています。
Wi-Fiのパスワードがチェックイン時に案内されます。
私たちが利用したサイトは事務所から離れていたためか、ワイファイを利用することは難しかったです。
オートキャンプサイト21サイトの中でも種類があります。
サイトによって、立地、広さ、定員が異なり、料金も変わってきます。
トレーラーや大型キャンピングカーで利用することができるサイトもあります。
一番広いサイトは、A9サイト(約5m×約10m)定員6人、一番狭いサイトはS山麓サイト(約7m×約7m)になっています。
値段は、ハイシーズン4,500円~5,000円+電源使用時500円です。
レギュラーシーズンになると、3,700円~4,200円+電源使用時500円です。
他にも価格設定がされているシーズンがあります。
2019年10月1日から電源使用の有無に関わらず料金が一律になる予定のようで、料金改定もあるみたいです。
キャビン付サイト7サイトについても、2種類用意されています。
キャビンの広さは、どこを選んでも変わらないようで、約5m×約10mの広さ、定員5名です。
日陰になる山麓サイト2つ、広場側の5サイトとわかれており、山麓サイトの方が価格が安くなっています。
どのキャビンにもエアコンが設置されているため、暑さや寒さが辛い時期も過ごしやすいかなと思います。
値段は、ハイシーズン13,400円か15,400円です。
レギュラーシーズンは、8,400円か10,400円です。
オートキャンプサイト同様に、他の価格設定がされているシーズンがあり、2019年10月1日から価格変更があるようです。
基本的なサイト料金に加えて、環境協力費として 1名様 1日当たり50円が別途必要になっています。
また、2019年10月1日から環境協力費は、1名様1日当たり100円になるようです。
1人あたりにつき加算されるため、我が家の1歳の子どもも50円支払いました。
今回、初めて利用してみましたが、選んだサイトは山麓側のキャビン付サイトです。
1歳の子どもを連れており、キャビン付の方が利用しやすいかなと思い、キャビン付サイトを選びました。
山麓サイトにしたのは、日陰の方が暑さが和らいでいいかな、価格も2,000円安いしなと思ったからです。
チェックイン、チェックアウト時間
基本となるチェックイン時間は、13時です。
前に空きがある場合は、前日に確認すると、10時から無料でチェックインができます。
チェックアウトの基本となる時間は、サイトによって異なります。
オートキャンプサイトエリアは、12時です。
キャビン付サイトは、11時です。
後に空きがある場合は、テントエリア500円、キャビン付サイト1,000円の追加料金により、16時まで利用、レイトチェックアウトできるシステムもあります。
保安上21時から7時30分まで、出入り口が封鎖されるため、深夜や早朝の出入りはできないようになっています。
十二坊温泉オートキャンプ場で楽しめる温泉とプール
十二坊温泉オートキャンプ場は、日帰り温泉施設とプールが併設されています。
キャンプ場を利用する場合、シャワーしか利用できないことが多いですが、日帰り温泉施設が併設していることで、ゆっくりお風呂を楽しめるのが、このキャンプ場のメリットに感じます。
天然温泉であることも嬉しい点です。
料金は、キャンプ場を利用したから割引されることは残念ながらありません。
割引されることはありませんが、チェックイン時に手続きをすると、利用時間内であれば何度でも利用できるようになります。
温泉利用券、温泉+プール利用券ともに、券売機で現金払いによって購入できます。
温泉は、大人600円(高校生以上)、小人300円(3歳以上~中学生)です。
温泉とプール利用の場合は、大人1,000円、小人500円です。
プールだけ利用することができないため、プールを利用する場合は温泉とのセットチケットを買わざるを得ないことになっています。
温泉は、源泉かけ流しを楽しめる浴槽も用意されています。
私が好きな炭酸風呂はなかったですが、内風呂、露天風呂、ドライサウナがありました。
お風呂は、10時から22時(最終21時20分受付)の利用時間です。
深夜まで営業しているわけではありませんが、夕食後の時間帯にも利用しやすいと思います。
キャンプ場の完全消灯時間は、22時30分とされていますし、夜間の利用時間は十分かなと思います。
朝風呂好きな私としては、もっと朝早くから営業してくれているといいなと思いますが、今回はチェックアウト後に温泉を利用して、帰りました。
プールは、営業期間、営業日が限られています。
営業時間は、10時~17時(最終受付16時)です。
2019年は、4月27日から9月30日が利用期間となっています。
夏休み期間の設定となっている7月20日から8月31日は、連日営業されています。
それ以外の期間は、土日祝月のみ利用可能です。
温泉が利用されている温泉プールです。
プールの規模は、そんなに広くありません。
幼児向けの浅めのエリアがあり、それ以外は歩行エリアやジャグジーがある作りです。
うちの子は1歳児でオムツもとれていませんが、水遊び用パンツをつけて入りました。
泳ぐことを目的としたエリアはありません。
今回、夏休み期間以外の日曜日に利用しましたが、子どもが結構利用していて、それなりに混雑していました。
ジャグジーは常時利用できますが、プールは時間帯によって、15分ずつの休憩時間が取られます。
プールを利用する場合、フロントでチケットを渡すと、プール利用のための券を渡されます。
フロントで渡されたチケットをプールにいる係員に渡すとプールが利用できます。
プールと温泉のロッカーは共通になっていて、プールへの出入りがロッカーからできるようになっています。
プール利用後、一度服に着替えることなく、温泉へ行けるのは便利だなと思います。
レンタル水着があり、プールのロビーには飲み物、浮き輪などが販売されていました。
キャンプだけでなく、一緒に温泉とプールが楽しめるため、楽しみ方の幅が気軽に広がるなと思いました。
十二坊温泉キャンプ場のまとめ
十二坊温泉キャンプ場は、オートキャンプサイトに加えて、エアコンがついているキャビン付サイトが選べます。
キャンプのスタイルに合わせて、初心者でも利用しやすいのかなと思います。
また、日帰り温泉施設と温泉プールが併設している点がメリットの一つになると思います。
キャンセル待ちができないため、繁忙期は予約がタイミングを合わせるのが難しそうですが、ネット予約では24時間予約できるのは便利だなと思います。