韓国料理である参鶏湯(サムゲタン)は、疲れたときには
食べやすいけれど、栄養たっぷりのメニューです。
手間がかかりそうな参鶏湯ですが
ダッチオーブンを使えば簡単に作れます。
その作り方と材料について紹介します。
参鶏湯(サムゲタン)のダッチオーブンを使った作り方
時間がかかりがちな参鶏湯ですが
ダッチオーブンを使い、材料を工夫すれば
簡単に短時間で作ることができます。
短時間で仕上げるコツとしては、
張り切って丸鶏を選ばず、骨付きの鶏肉を選ぶこと
ダッチオーブンを使うこと
この2つが大事になります。
本格的な参鶏湯にするには、高麗人参が必要ですが、
なかなか手に入らないため、今回はゴボウです。
そして、材料から出る出汁で味わうのが参鶏湯だと思いますが、
濃い目の味付けが好みのため、
鶏肉には塩コショウで軽く下味をつけ、
鶏ガラスープの素も加えています。
<今回の材料>
- 鶏肉(骨付きもも肉1本ともも肉1枚)
- ごぼう1本
- 長ネギ1本
- にんにく
- しょうが
- なつめ
- 松の実
- 米(大好きな十六穀米の素も一緒に)
- 塩こしょう
- 鶏ガラスープの素
- 水
- 酒
- みつ葉(無くても良い)
<作り方>
1.ダッチオーブンに適量の油を入れて、
塩コショウをした鶏肉を皮から先に軽く焼きます。
2.鶏肉以外の材料をすべて入れて煮込みます。
水の量は、すべての材料が隠れる程度で大丈夫です。
3.弱火で40分煮込んだら出来上がりです。
出来上がりは、肉の大きさなどで変わります。
今回は待ち切れず40分で出来上がりにしましたが、
鶏肉の軟骨部分の具合を見ると、
もう少し煮込んでも良かったかなという感じの仕上がりでした。
十六穀米の素を入れたことと、水に比べて米の量が多かったこともあり、
水分少な目で、スープの色が黒っぽくなっていますが
美味しく食べやすく出来上がっています。
参鶏湯の材料にもち米は必要?
本来はもち米で作ると思いますが、
家に日ごろからもち米を常備していることはないですし、
参鶏湯のために少量のもち米を準備するのも面倒ですよね。
今回は、先ほど紹介した材料でも分かるように
普通の白米を使っています。
もち米ではないため、モチモチ感は欠けますが、
白米でも全然問題はなく、美味しく出来上がります。
今回の材料であれば、普通のスーパーで買いそろえられますし
気軽に作れる参鶏湯です。
ダッチオーブンは圧力鍋的な効果もあるため、
シンプルな味付けの料理でも素材の味をいかして
美味しく調理できるのが嬉しいものです。
本格的な参鶏湯とは違う面がある作り方ですが
お好みの味、風味で作れるのも家庭で作る醍醐味です。
皆さんもぜひ一度作ってみてください。
夏バテ時期でも、寒い冬の時期でも、年間通して食べられるメニューです。