エリンギ栽培キットの収穫までの期間は?上手に育てるコツは?
スポンサーリンク

最近は、きのこ類の菌床栽培キットが販売されています。
きのこ栽培キットとして売られているきのこの種類の中には、エリンギもあります。
エリンギ栽培キットを購入して作ってみたため、エリンギ収穫までの期間や育てるコツを紹介します。

エリンギ栽培セット
スポンサーリンク

エリンギ栽培キットが購入できる場所や価格

私がエリンギ栽培キットに出会ったのは、ホームセンターのカーマでした。
価格は、950円(税込)だったと思います。
カーマでは、エリンギ以外にしいたけ、なめこの栽培キットも販売されていました。
私は、しいたけとエリンギの栽培キットを購入してみましたが、最近は色々なきのこの栽培キットが販売されていますので、興味がある人は探してみるといいです。
インターネットで検索してみてもいいですし、ホームセンターへ見に行くのもおすすめです。

エリンギ栽培キットの収穫までの流れおよび期間

エリンギ栽培キットは、
エリンギ菌床ブロック
保湿用ポリ袋
保湿材
受け皿
栽培の手引き
がセットになっています。

私は、これ以外にバケツと霧吹きを用意しました。
霧吹きは、100円ショップで購入した化粧品コーナーにあったコンパクトなスプレーボトルを使っていました。
霧吹きは日々必要ですが、水の量は多くなくてよいため、容量がコンパクトサイズの霧吹きでも十分間に合います。

栽培キットは、栽培に向けて下準備が必要です。
商品パッケージにも記載されていますが、少し下準備をしなければいけません。
下準備は、難しいことはなく、簡単です。
実際の流れを紹介します。
1.まず、箱から菌床ブロックの入った袋を取り出します。
2.菌床の約3㎝上で袋を切って開けて、表面の菌を1㎝ぐらい、スプーンなどで書き捨てます。
3.袋の中に1㎝ぐらい水を注いで、2~3時間ぐらい、水を入れておきます。
4.また、付属の保湿材の袋にも水を入れ、吸水後、水切りします。
5.菌床に入れてあった水を捨てて、菌床表面に水切りした保湿材を均一に広げてのせます。
6.付属のポリ袋に菌床の入った袋を入れて、保湿できるようにします。
7.栽培中は、霧吹きなどで水を補給し続けながら、エリンギの成長を待ちます。
収穫を一通り終えたら、3の作業に戻り、栽培を続ける流れです。

エリンギ栽培セット

商品パッケージには、1~6週間ぐらいで発芽が始まるとされています。
私が育てた様子では、3月15日に作業を開始し、10日後の3月25日に発芽している様子を確認しました。

エリンギ 発芽


その後、初収穫は4月6日、栽培開始後22日でした。
初収穫したエリンギは、約16㎝程度の長さが最大サイズでした。

エリンギ 収穫


大きなエリンギだけを収穫したかったのですが、周囲に一緒に育ったエリンギがくっついていて、小さなエリンギまで一緒に収穫されました。
根本のくっついたエリンギの部分は、分けてみると、保湿材がはさまっていたため、エリンギを1本ずつ分けながら、保湿材を取り除いてから、食べました。
市販されているエリンギは、洗わず食べていますが、自宅栽培のエリンギは保湿材を取り除く関係で洗うしかなくて、その点が残念でした。
でも、収穫してすぐ食べたため、傷むこともなかったですし、歯ごたえや歯触りは特に変わりはありませんでした。

エリンギ 収穫

エリンギ栽培キットでエリンギを上手に育てるコツ

1.昼夜の気温差が大きい時期を選ぶこと
栽培の適温が、昼間15~20℃、夜間5~15℃とされているため、暖かくなる季節の前、春先ぐらいまでにスタートするのがおすすめです。
私のように遅めの時期に育て始めた場合は、エリンギの栽培場所の環境を考え、室温が高くなりにくい場所を選ぶ方が良いと思います。
私は、家の北側で日が当たりにくい場所で栽培しました。

2.保湿を欠かさないこと、また保湿しすぎないこと
上手に育てるためには、保湿が大事です。
保湿が大事とはいっても、水をやりすぎると、カビが発生する可能性もあるため、適度に保湿するのが大切です。
私は、保湿の目安として、菌床を入れていた袋に水分がついている状態を維持して育てました。

エリンギ栽培キットの収穫までの流れや育てるコツについてまとめ

エリンギ栽培キットを使うと、エリンギの栽培から収穫までの体験が気軽にできます。
比較的安く販売されることも多いエリンギですが、自分で育てて、収穫してすぐのエリンギを美味しく食べられるメリットを考えれば、十分楽しめました。
最初の準備に手間が少しかかるものの、その後は保湿に努めればいいだけなので、子どもと一緒に収穫までワクワクしながら待つことができます。
興味がある方は、ぜひ一度エリンギ栽培を体験してみてくださいね。

スポンサーリンク
おすすめの記事