ローストポークは、記念日、誕生日などおもてなし料理、パーティー料理になるメニューです。
いざ作ろうとしても、中まで火が通るのか?パサパサになるのではないか?と色々心配がつきないメニューでもあります。
我が家ではいつもダッチオーブンを使ってローストポークを作っています。
ダッチオーブンを使うことによって、できるだけお肉のジューシーさを失わせず、美味しく焼き上げるコツを紹介します。
ダッチーオーブンでのローストポークの材料
ローストポークは、ダッチオーブンを購入してから作るようになったメニューです。
ローストポークというと、豚のもも肉やロース肉の塊を使うことが多いですよね。
それらの部位の方がヘルシーではあるわけですが、我が家ではヘルシーさを無視して、お肉のジューシーさを優先しました。
その結果、我が家ではお肉の部位は、豚ばら肉のかたまりが定番になりました。
今回の材料
・豚ばら肉 550g
・たまねぎ 2個
・ニンニク 5片
ダッチオーブンでのローストポークの作り方
1.豚バラ肉へ塩コショウと乾燥バジルをしっかりめにつけます。ローストポークの通常の作り方では、下味をつけた後に時間を置くことも多いですが、時間をおかなくても大丈夫です。一番最初に下味をつける作業をして、残りの作業をやれば十分です。
2.玉ねぎは1.5㎝程度、にんにくは3mm程度と厚めに切ります。タマネギは1個は付け合せようにみじん切りにもう1個は肉を焼くときに焦げ付き防止で敷く用にスライスしておきます
3.ダッチオーブンにオリーブオイルを入れて、にんにくの香りがたつまで、炒めます。
4.にんにくは取り出して、ポン酢に入れます。これで、おすすめのにんにくポン酢ソースの出来上がりです。お好みで最後にトロトロに玉ねぎを入れるのも美味しいです。
5.豚バラ肉に焼き目がつくまで、焼きます。最初に焼き目をつけることで、肉汁が外に出ることを防ぎ、美味しく仕上げることを助けてくれます。
6.豚バラ肉を取り出し、ダッチオーブンの底に玉ねぎを入れて、豚バラ肉を戻します。お肉だけをダイレクトに焼くと、どうしてもダッチオーブンの底になる面が焦げ付きやすくなります。それを解消するために、ダッチオーブンの底にはスライスした玉ねぎを入れるようになりました。
7.ダッチオーブンの蓋をして、弱火で45分程度したら、出来上がりです。ダッチオーブン効果で、肉はパサパサになることはなく、ジューシーに仕上がります。調理時間の目安は豚肉500gで40~45分くらいを目安にしています。400gなら35~40分、600gなら45~50分が目安です。
8.お好みの厚さにカットして、その日の雰囲気で飾りつければ、パーティー料理にもなります。このときにダッチオーブンのふたを利用すると余熱で肉がさめにくくなります。カットするには、いつもキッチンばさみを活用しています。
ローストポークをサンチュなどで巻いて食べると野菜もしっかりとれますし、肉だけで食べるよりもだんぜんおいしいです。
今回は付け合せにキムチ、青唐辛子、にんにく、玉ねぎを用意しました。
ダッチオーブンでのローストポークのまとめ
ローストポークを作るときに豚ばら肉を焼き上げるとどうしてもお肉がかたくなりがちで、パサパサする原因になります。
きちんと火は通っているけど、焼きすぎないためにお肉の量に合わせた焼き時間をつかみました。
ローストポークの焼き時間の目安(キッチンでの弱火のとき)
豚ばら肉 400g 35~40分
豚ばら肉 500g 40~45分
豚ばら肉 600g 45~50分
火加減は、弱火でダッチオーブンのふたは一度も開けることなく経過させています。
アウトドアで炭火を使うときはキッチンを参考に調整していますが、キッチンよりも火の調整が難しく、調理時間をキッチンと同じくらいにすると焦げやすくなる感じです。
またお肉だけをダイレクトに焼くと、どうしてもダッチオーブンの底になる面が焦げ付きやすかったんですよね。
それを解消するために、ダッチオーブンの底にはスライスした玉ねぎを入れるようになりました。
玉ねぎのおかげで、多少焼きすぎてもお肉まで焦げ付くことはなくなりました。
また、玉ねぎの水分もあり、蒸し焼きのようになり、お肉のジューシーさが保たれるようになりました。
玉ねぎが、豚バラ肉から出た油をたっぷり吸っていますが、玉ねぎの甘さが引き出され、トロトロになっています。
油をきりつつ、玉ねぎも食べるのがおすすめです。
ポン酢にローストポークを焼くときに使ったにんにくと玉ねぎをいれて、それをソースにして肉を食べるととてもおいしいです。
ダッチオーブンを手軽に利用できる家は少ないかもしれませんが、最初に肉に焼き目をしっかりつけてから焼き上げたり、弱火でじっくり火を通したりすれば、時間はかかりますが、簡単にローストポークが出来上がります。
火を入れるのに時間がかかりますが、肉が焼きあがるまでは待つだけなので、他のメニューを作ることもできます。
そのため、色々なものを作りたいときはむしろ楽はできます。
お肉は温かいうちに食べるのがオススメですので、お肉が焼きあがったら、すぐ食べられる形で調理を勧めるのが美味しく食べるポイントです。ダッチオーブンの蓋を温めて、皿代わりに使うとお肉がさめにくくなり、便利です。
国産、外国産と色々な豚肉でやってみましたが、どの豚肉でも美味しく出来上がります。
とは言っても、濃い味をつけるわけではないし、お肉そのものの味を食べる形になるため、可能であれば臭みが少ない豚肉を選んで購入すると良いです。