パパイヤは黄色くて、フルーツというイメージを持っている人が多いですよね。
でも、沖縄やタイなどでは、未熟な青パパイヤを利用した料理があります。
青パパイヤが持っている栄養効果がダイエットに効果的ではないかとの話もあります。
実際、青パパイヤはダイエットにあたり、どんな効果が期待できるのでしょうか。
青パパイヤはダイエットに効果的?どんな栄養効果がある?
ダイエット中は、食べるメニューを気にしますが、そもそも食べる食材についても気にかける人が多いですよね。
食事量や内容をコントロールする人がダイエット中は多いため、せっかく食べるのであれば、ダイエット向きの食材を取り入れたいですよね。
私がダイエットをしていた時、以前のように好き勝手食べるのではなく、食事内容なども見直しました。
私にとっては、様々な生活習慣を見直す良い機会となったダイエットです。
そんなダイエット活動中、色々なことを調べてみて、自分として納得できるものは生活に取り入れました。
調べた中で興味深かった食材の一つが、今回紹介する「青パパイヤ」です。
元々黄色の果肉のフルーツとして食べられるパパイヤは、私が好きな果物の一つでした。
暖かい地域へ旅行した時は出会うことが多いため、そんなときはよく食べていた果物でした。
パパイヤというとフルーツという感覚が強かったわけですが、未熟な状態で収穫される青パパイヤは、完熟な状態で食べられるパパイヤとは栄養成分が異なるということを知りました。
そして、青パパイヤが持っている栄養成分がダイエットを助けてくれる役割につながると言われていることも知りました。
青パパイヤが持っている栄養成分として「パパイン」という食物酵素があります。
この成分は、完熟なパパイヤにはほとんど含まれていない成分です。
パパインは、たんぱく質分解酵素、脂肪分解酵素、糖分分解酵素の3つが含まれていると言われています。
たんぱく質、脂肪、糖分の分解を助けてくれるということとなれば、ダイエット向きな食材と言われる理由がここにある感じですよね。
酵素と聞くと、熱に弱いイメージがありますよね。
でも、青パパイヤが持っている食物酵素は熱に強いと言われています。
熱に強いため、パパイヤチャンプルー等加熱調理しても、青パパイヤの持っている酵素の効果が保たれるというわけです。
また、胃酸にも強いと言われている酵素です。
食べ過ぎに注意と言われる理由がこのあたりにあると思います。
食べ方などには注意が必要な食材ではありますが、ダイエットに役立ってくれる食材の一つになってくれるのが「青パパイヤ」というのは確かなのかなと感じます。
そして、青パパイヤはダイエット中、健康増進に嬉しい栄養素も多く含まれています。
ビタミンC、ミネラル、食物繊維も多く含まれています。
抗酸化作用も期待できます。
なかなか入手できる機会が少ないかもしれませんが、最近は本州でも販売されています。
まだ簡単に購入できる食材ではありませんが、青パパイヤの持っている栄養成分は興味深いものです。
フルーツとして食べるパパイヤは独特の風味があり、苦手な人もいるかもしれません。
でも、青パパイヤはどちらかと言えば、癖が少なく、どんな料理にも活用できる食材です。
青パパイヤを切ると、白いドロっとした液が溢れてきます。
これがパパイン酵素だそうですが、この液により、手がかぶれることもあります。
心配であれば、ゴム手袋をして調理することをお勧めします。
私はかぶれる可能性を知っていて、自分の皮膚が弱めであることも分かっていながら、初めて青パパイヤを調理するとき、素手で調理してしまいました。
その結果、指先が若干かゆくなってしまったため、みなさんも気をつけてくださいね。
また、白い液は思ったより粘度が高く、ヌルヌルしています。
皮をむいたり、切ったりするときに手を滑らせないように気をつけた方が良いです。
そして、アクも強いと言われるため、水にさらしてから食べるほうが良いです。
初めて食べるときは、体質に合わない可能性もあるため、食べすぎにはご注意ください。
食材がマイナーだったため、調理にあたり、レシピを探すのにちょっと苦労しました。
今まで作ってみたものについて紹介します。
サラダ、ぬか漬け、浅漬け、パパイヤチャンプルーです。
これからもどんな料理に使えるのか、挑戦してみたいと思います。