寒くなってきたかなと思うと、
いよいよインフルエンザの時期が近くなりますね。
多くの医療機関で10月から
インフルエンザの予防接種も開始されています。
2015年は、インフルエンザワクチンが変わり、
その面でも今年はインフルエンザという言葉を
早めに聞く状況になっています。
インフルエンザにかかりたくないと思い、
様々な予防をしている人も多いと思いますが、
赤ちゃんを育てているともっと不安になりますよね。
赤ちゃんはインフルエンザの予防接種はできるの?
妊娠中のインフルエンザ予防、予防接種に悩む人も多いですが、
出産後は赤ちゃんは大丈夫か?予防接種はできるのか?と
もっと心配に悩む人が多くなります。
インフルエンザの予防接種の開始時期は、
かかりつけの医師の判断によっても違いますが、
目安は生後6か月を過ぎてから可能と言われることが多いです。
子どもの月齢によって、予防接種が可能かどうか変わる状況です。
そもそもインフルエンザの予防接種は、
年齢に関係なく、あくまで予防の一つであり、
かからないためにする対策方法ではありません。
どちらかと言えば、かかったときの重症化予防が
大きな効果になります。
子どもに持病があるかどうか
⇒罹患したときのリスクの大きさ
保育園等集団の場に通っているか
きょうだいがいるか
⇒罹患するリスクの大きさ
といったことも考慮しながら、接種を検討すると良いです。
悩んだときは、かかりつけ医へ相談してみてください。
赤ちゃんのインフルエンザの予防方法
インフルエンザのワクチン接種が、
予防方法の全てではありません。
むしろ、生後6か月未満は予防接種ができませんし、
子どもの予防接種以外の対策を大事にした方が良いです。
- 流行時期は人ごみを避けて、感染するリスクを減らす
- 生活リズムを整え、免疫力、体力を維持する
- 赤ちゃんへ接触する大人が、インフルエンザ対策をする
インフルエンザに限らず、どんな感染症や風邪対策にも当てはまる対応が
基本的な予防方法であり、大切な予防方法になります。
赤ちゃんは、周囲にあるものを触ったり、口に入れたりすることで
様々な感覚をとらえたり、発達の助けになったりします。
そのため、赤ちゃんの周囲にあるものをすべて無くすのは
赤ちゃんにとって楽しみがなくなります。
とは言え、毎回周囲にあるものを消毒していてはキリがありませんし、
ただでさえ大変な子育て中にやっていられないですよね。
赤ちゃんをどうにかしようと思うのは無理があるため、
大人がインフルエンザ対策していくことが大切です。
最近は、周囲に祖父母がいない家庭も多いですし、
親がインフルエンザになり、寝込むような事態になると、
その時期は非常に大変な状況になります。
赤ちゃんにうつさないための大人の対策ということだけでなく、
赤ちゃんを安定して育てるためにも、大人が気を付けることは大切です。
赤ちゃんがインフルエンザにかかってしまったら?
病気は、何でも予防が大切です。
しかし、避けられないこともあります。
もし、赤ちゃんがインフルエンザにかかった場合の注意点です。
- 脱水症状に気を付ける
- けいれん症状に気を付ける
- 母乳やミルクの授乳量に気を付ける
- 呼吸の様子に気を付ける
赤ちゃんは、話もできないし、
自分で症状を訴えられません。
そのため、大人が気をつけることが当然大事です。
赤ちゃんは、重症化しやすいため、
状況が悪化していないか、
早急に病院へ行くべきかどうかの見極めが重要です。
インフルエンザは高熱が出ることが多いため、
そうすると汗を多くかき、
体調がすぐれないため授乳量が減り、
結果的に脱水になりやすくなります。
下痢や嘔吐まで伴っていると、なおさら危険です。
おしっこの回数や量がいつもより著しく減っているときは
脱水の可能性が高いため、要注意です。
高熱にともなうけいれんが出ることもあります。
けいれん症状がでないかどうか観察し、
状況が思わしくないときは救急要請が必要な場合もあります。
インフルエンザは、呼吸障害になることもあるため、
呼吸状態の観察も大切です。
まとめ
色々子育てをしていると不安はつきないと思いますが、
できることはできる範囲で対応し、
困ったときはかかりつけ医へ相談していくと良いと思います。
今年の流行がどうなるか分かりませんが、
春先まで例年続くため、
気を付けながら、楽しく子育てできたら良いですね。