おでんや煮物などに入っている大根は、ジューシーで寒い冬には恋しいものです。
でも、家庭で煮ると、大根に味が思ったより染み込みにくくて困ることありませんか?
下ゆでするという下処理は、これまで手間がかかるため、面倒でやりませんでした。
今回、牛すじ煮込みを作るとき、大根の下処理をやってみることにしました。
大根の下ゆで方法|時間はどれくらい?米のとぎ汁は入れるの?
牛すじ煮込みを作るにあたり、味をたっぷり吸った大根を目指したいと思いました。
そこで、今回は大根を下ゆでしてから、煮込むという下処理を実践してみることにしました。
味が染み込みやすくなり、美味しく仕上がるそうですが、本当なのか体験です。
お米のとぎ汁で下ゆですると良いそうですが、今回は準備できなかったため、お米と一緒にゆでました。
実際、具体的に大根の下ゆでの様子についてお伝えします。
大根を適当な厚さに切ります。
今回は、ダッチオーブンを使うこともあり、2~3㎝程度と厚く切っています。
そして、柔らかい大根の部分が出るように、皮は厚めに向きます。
皮を厚めに向くことで、皮近くの筋っぽいところが食べたときに気にならなくなります。
面取りは、気になるようであれば実施してください。
私は今回、完璧を求めきれず、面取りまではやっていません。
片側の大根の断面に、十字に切りこみを入れます。
鍋などに大根とお米少しを入れたら、大根がつかる程度の水を入れます。
沸騰するまで火を入れたら、その後は弱火で煮ていきます。
白っぽい大根が、何となく透明っぽくなるぐらいまで煮ます。
つまようじなどで刺すとささる程度の柔らかさです。
ここまでで、大根の下ゆで、下処理は完了です。
この手間をかけることによって、その後料理に活用したときに美味しく仕上がる助けとなります。
今回は、牛すじ煮込みに活用しましたが、ダッチオーブンの効果も助けとなり、美味しく味が染みた大根になりました。
⇒牛すじ煮込みの作り方
やはりひと手間かけるのも大事なのかもしれませんね。
大根を下ゆでしている間に、他の食材の準備をしていれば良いため、これで美味しくなるのであれば、やるほうが良いなと感じました。
大根に味が染み込まなくて、お店で食べるように仕上がらないと思っているのであれば、一度実践してみるのがおすすめです。