餅つきといえば、昔は杵と臼でした。
でも、今では杵と臼がない家庭も多いのではないでしょうか。
気軽に餅が購入できる時代ではありますが、やっぱりつきたてのお餅、自分たちで作ったお餅を食べたいという人もいると思います。
餅つき機や餅切り機があれば、そんな願いは手軽に実現できるのでしょうか?
使い方や洗い方も含めて紹介します。
餅つきは、従来の方法で実施しようと考えると、杵と臼ですよね。
でも、杵と臼を使用した餅つきは慣れないと身体への負担もあり、なかなか簡単にできません。
また、餅つきをしたことがある人が一緒にやらないと、餅をうまくつけないし、餅を手返しすることも大変です。
杵と臼を使ってついた餅の美味しさは格別ですが、気軽にはできないのが残念だなと思います。
我が家では、年末に杵と臼を使った餅つきが恒例行事でした。
でも、祖父母の高齢化に伴い、なかなか上手にできなくなり、餅つきの手間も大きくなり、餅つきの継続が難しくなりました。
そんな状況になったこともあり、餅つき機の使用を始めました。
餅つき機の使い方は、餅つきを実施したことがない人でも簡単に理解でき、お手軽に餅つきを楽しめるのではないかと思います。
もち米を蒸す作業から苦労する餅つきの作業ですが、餅つき機はもち米を蒸す作業も一緒にやってくれます。
もち米の様子によって、多少蒸し加減を調整するほうが美味しく仕上がりますが、機械が勝手に加熱加減を調整して、蒸しあげてくれます。
もち米を蒸すためには、下準備したもち米と適切な量の水を餅つき機へ入れて、餅つき機の蒸すというスイッチを押すだけというシンプルな使い方です。
そして、アツアツの蒸しあがったもち米をどこか他の場所へ移す作業をすることなく、そのまま餅つき機でつく作業へ移行できる点も便利です。
杵と臼でついていたころは、アツアツのもち米を臼に移すだけでも結構苦労することでした。
我が家にある餅つき機は蒸しあがるとブザーがなります。
ブザーがなる前になると、餅つき機からもち米の良い香りがし、もち米にした蓋へ多くの蒸気がついている様子が分かります。
蒸しあがったもち米は、非常にアツアツですが、ここで念のためもち米の蒸し具合を火傷に注意して味見してみるのがお勧めです。
餅つき機によっても、もち米などの影響によっても蒸し時間は変わりますが、おおよそ40分間で蒸しあがります。
その後、餅つき機のつくスイッチを押して、餅をつく作業に移ります。
我が家の餅つき機は、餅の様子を見ながら空気を送ることができるようになっています。
餅のつき具合は、それぞれの家庭によって好みがあると思いますが、おおよそ7~10分ぐらいでお餅が出来上がります。
杵で必死にもちをつかなくても、餅つき機はもち米の様子を見ているだけで、勝手にお餅ができあがるのは便利です。
餅つき機の使い方は、シンプルな形のものが多いと思います。
慣れなくても使いやすいと思いますので、手軽に餅つきを楽しめます。
よもぎ餅など混ぜ餅も簡単にできる点も便利です。
餅切り機があると便利
餅つき機と合わせて便利なグッズとしては、餅切り機もおすすめです。
のしもちを作り、カットする場合は活用できませんが、丸餅を作る家庭などには非常に便利です。
つきたてのお餅ってすぐにカットすることは、非常に大変です。
でも、熱いうちに作業をしなければ、お餅が固くなってしまってしまいます。
餅切り機がない場合は、餅から手でちぎっていくことが多いと思いますが、餅は熱いし、簡単にちぎれないし大変です。
餅切り機があれば、ある程度決まった量の餅を一定にカットすることが簡単にできます。
我が家の餅切り機は、ハンドルを回して、好きな量でカットする形で使用します。
手動の回転台がついているため、回転台を回しながら餅をカットしていけば、餅が重なることなく、カットしていくことができます。
多くの餅をカットすると、回転台に全てのせられないため、家族に手伝ってもらって、カットしたお餅を他の容器などへ移してもらいながら実施しました。
今回、餅切り機を使用してカットしたお餅は、出来立てをきなこや砂糖醤油などで楽しんだり、あんこを中にいれて丸くしてみたりして楽しみました。
スピードが求められる作業ですが、餅切り機のおかげで楽に進みました。
使う頻度が少ないとわざわざ餅切り機を購入する決意に至りにくいかもしれませんが、餅をちぎって丸餅にしているような家庭や、お供え餅を多く作る家庭などは便利ではないかと思います。
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餅つき機、餅切り機の洗い方
餅つき機は使用後の手入れは苦労しないと思いますが、餅切り機はお餅がどうしても餅がくっついてしまうところがあるため、片付けで苦労することがあるかもしれません。
お餅がついた部品は、お湯につけて洗ってもお餅がとれます。
でも、お湯につけて洗うと、お餅がヌルヌルして大変なことが多いです。
我が家では、お餅が乾燥して固くなるまで放置して、お餅をペリペリと剥がしています。
乾燥させたお餅は、部品から剥がしやすくなっており、ある程度少なくなってからお湯で洗い上げると片付けが簡単になります。