自家製梅干しは、塩分も自分で調整でき、作業もそんなに手間がかかりません。
自家製保存食づくりに興味がある人が、手を出しやすいのが梅干しづくりではないでしょうか。
簡単だけど、自家製梅干しは細かいことで悩む人も多いと思います。
最初の漬け込み作業後、干すときの悩み解消方法の一つを紹介します。
梅干しのベランダ干しでの工夫|干し網で梅干しがくっつかないようにする方法
ここ数年、自家製梅干しづくりを続けています。
長年梅干しづくりをしている祖母からのアドバイスを参考にしながら、挑戦中です。
戸建てに住んでいないため、祖母が実践しているとおりに作業をすると、なかなかうまくいかないんですよね。
そのため、まだ梅干しづくり初心者ですが、私なりに色々工夫して作業をしています。
今回は、梅の漬け込み作業後の干す工程での工夫していることを紹介します。
以前は、祖母が使っている干しざるを借りて、漬け込んだ梅を干す作業をしていました。
広いスペースがあれば、こういった干しざるの方がまんべんなく干すことができて便利です。
でも、我が家ではいくつも干しざるを置くスペースがなく、また天候が悪くなった時に取り込むことも難しい状況でした。
また、ザルにくっついてしまったシソなどを洗い流す作業スペースも不便でした。
ベランダで作業をする我が家でも簡単に干せること、片付けも楽ちんであることを目指して、たどり着いたのが次の方法です。
まず、少ないスペースで干せるように3段の干し網を活用しています。
網へのくっつき防止のため、クッキングシートを活用しています。
3段の干し網を活用して、3㎏の梅は一度にちょうど干せる状況です。
シソが一緒に干すことは難しい状況であるため、今後はもう一つ干し網を購入するか検討中です。
購入するまでは、梅干しを干し終えてから、シソを干す作業を二度目に実施し、自家製梅干しを完成させます。
干し網は、ハンガーにかけて、物干しざおに引っかけています。
元々ハンガーにかけておけば、天気が急に悪くなったら、ハンガーと一緒に室内に取り込んで、室内のどこかへ引っかけておけば梅干しを守ることができます。
梅干しやシソを網に干すときは、網の上にクッキングシートを敷いています。
そのことにより、乾いたシソが網の目に詰まることは防げるし、乾いたときにくっついてしまうことの防止になります。
乾燥がきちんとできるか不安に思うかもしれませんが、1日経ったら梅干しをひっくり返せば大丈夫です。
ひっくり返すのを忘れてしまっても、お天気がいい日に連続して干すことができれば、私の実体験としては失敗することはありません。
梅干しの日々の変化を見るのが好きなので、観察ついでに梅干しをひっくり返しています。
1日干しただけでも、結構梅干しは乾きます。
梅干しを干す作業を終えて、梅酢に戻すときもクッキングシートから簡単に戻しやすいため、クッキングシートのひと手間が結構便利です。
干し網でも十分自家製梅干しはできますので、狭いスペースしかなくて困っている人も挑戦してみると良いです。
ベランダで干すと、干し網の下が汚れやすいため、下に段ボールや新聞紙を広げておくことがおすすめです。