日焼け止めは何を基準に選びますか?
SPFやPAの効果にも差がありますが、
どうやって選べば良いのでしょうか。
日焼け止めの使用による肌への負担も
気にする人もいると思います。
様々なタイプの日焼け止めが売られている中、
どう選んだらよいのか、選び方について紹介します。
日焼け止めの選び方のポイント
日焼け止めの選び方のポイントとしては、
「日焼け止めの持つ効果を知り、使用状況によって使い分けること」です。
日焼け止めの効果の違いを知るためには、
やはりSPFとPAについて理解しておくことが大切です。
日焼けをしたくないからと
SPFの値は一番高くて、
PAの効果も一番高い日焼け止めを選んでいませんか?
そして、その日焼け止めをどんなときでも使用していませんか?
日焼け止めの効果を信じすぎると、
結局日焼けしてしまうことになりかねません。
SPFの値は、主にUV-Bの防止効果を表しています。
PAは、UV-Aに対する防止効果を示しています。
日焼け止めを選ぶとき、肌への負担を考えるのであれば、
SPFの値に注目して日焼け止めを選ぶと良いです。
SPF効果として、日焼け止めに配合されている
紫外線吸収剤や散乱剤が肌に負担をかけるからです。
ちなみにSPFが30のものは、日焼け止めを塗らないときより
日焼けをするまでの時間を30倍遅らせることができるという意味です。
紫外線の影響を受けて、日焼けの状態になるまで
個人差はありますが、10分程度だとしたら、
SPF30であれば、10分×30=300分(6時間)延長できることになります。
6時間延長できるのであれば、
6時間何もしなくて良いということではありません。
でも、SPFが高ければ
それだけ日焼けによる影響を遅らせることができるため、
状況によって使い分けることが大切です。
洗濯物を外に干したり、近所に買い物へ出かけたり、通勤したりする
1時間程度の外出であれば、
SPF15~20、PA++で十分です。
外でスポーツをしたり、海で遊んだり、
山へ出かけたりと紫外線の影響を受けやすく、1時間以上の外出時は、
SPF30以上、PA++以上がおすすめです。
いずれにしても日焼け止めの効果は、時間が経つにつれて弱まるため、
外出時間が長くなれば、塗り直しが必要です。
汗をかいたり、タオルで汗を拭いたりすると、
日焼け止めの効果も薄れるため、気を付けた方が良いです。
日焼け止めを選ぶときは、
SPFの効果を生活状況に合わせて選ぶのが良いです。
肌のために使用している日焼け止めが
逆に肌へ負担をかけ、肌トラブルに招くようでは
意味がありませんので、上手に使い分けるのがポイントです。
日焼け止めは、いろいろなタイプが売られています。
- 液体やクリームタイプ
- パウダータイプ
- スプレータイプ
- シートタイプ
などがあります。
そして、顔用、身体用、髪用と
部位によっても分けられています。
そのため、自分の使いやすいものを
部位によって、使い分けることも
日焼け止めを上手に選ぶコツです。
ファンデーションにもSPF効果などがあるものもあります。
化粧下地、ファンデーション、パウダーと
全てSPF効果があるものを重ねたからといって、
SPF効果が倍増するわけではありません。
でも、化粧品の中で、SPF効果があるものを活用するのも便利です。
まとめ
日常生活に合わせて、使用状況にあわせて
日焼け止めを選ぶのが基本になると思いますが、
自分の肌の状態を知っておくことも大切です。
私は色が白く、人より日焼けするまでの時間が短く
紫外線の影響を受けやすい体質です。
また、アルコール製品に弱く、
化粧品によって、肌トラブルになりやすいです。
そのため、春先から秋にかけて紫外線が多い時期は、
基本的にSPF30以上を使用しています。
また、旅行で外を出歩くことが多かったり、
レジャーを楽しんだりするときは、
SPFが高いものをマメに塗りなおして対応しています。
そして、顔用を身体にも使っています。
また、日焼け止めを塗るだけでは完璧ではないため、
帽子や日傘も活用しています。
日焼け止めが、自分の肌に合わないこともあるため、
自分の肌の状態と、相性も考慮して
日焼け止めを選ぶのがおすすめです。