干し芋は太る?ダイエット?|カロリーや栄養価を干す前と比較
スポンサーリンク

ドライフルーツをダイエット中に取り入れる人は多いですよね。
ダイエット中に発生しやすい便秘や空腹感の軽減のために活用する人がいるのではないでしょうか。
フルーツではありませんが、干し芋をダイエット中のおやつにすることはどうなのでしょうか?
太ることにつながってしまうのか、それともおやつとして最適なのか気になるところですよね。

スポンサーリンク

干し芋は太る?カロリーや栄養価は?

干し芋は食べると太ると思っている人、逆に太らないからおやつに安心と思っている人がいるのではないでしょうか。
きっとその考えの違いには、干し芋のカロリーや栄養価の捉え方や食べ方に違いがあるからだと思います。
私はダイエット中、干し芋や干し柿、ドライマンゴーなどを摂取することもありましたが、食べ方には注意していました。
干し芋について知っておくと、ダイエットに取り入れられる食べ物なのか、太るのかという答えが分かることにつながります。

まず、干し芋のカロリーや栄養価について知っておくことが大切です。
日本食品標準成分表(2015年版)を参考に確認してみます。
可食部100g当たりの成分を示しています。

カロリー
生のさつまいも、蒸したさつまいも:134kcal
焼いたさつまいも:163kcal
干し芋:303kcal

水分
生のさつまいも、蒸したさつまいも:65.6g
焼いたさつまいも:58.1g
干し芋:22.2g

たんぱく質
生のさつまいも、蒸したさつまいも:1.2g
焼いたさつまいも:1.4g
干し芋:3.1g

脂質
生のさつまいも、蒸したさつまいも、焼いたさつまいも:0.2g
干し芋:0.6g

炭水化物
生のさつまいも、蒸したさつまいも:31.9g
焼いたさつまいも:39.0g
干し芋:71.9g

食物繊維
生のさつまいも、蒸したさつまいも:2.2g
焼いたさつまいも:3.5g
干し芋:5.9g

カリウム
生のさつまいも、蒸したさつまいも:480㎎
焼いたさつまいも:540㎎
干し芋:980㎎


生のさつまいも、蒸したさつまいも:0.6mg
焼いたさつまいも:0.7mg
干し芋:2.1㎎

ビタミンC
生のさつまいも、蒸したさつまいも:29㎎
焼いたさつまいも:23㎎
干し芋:9㎎

全ての栄養価を記していませんが、ダイエット中に気になる栄養素について確認してみました。
ざっと見ていただくと分かると思いますが、ビタミンCは、干し芋にした方が減ってしまいますが、多くの栄養素は干し芋にすることで多くなっています。
干した分だけ、ぎゅっと詰まった感じの栄養素になっている感じですね。

気になるカロリーを確認してみると、他の調理方法より約2倍以上のカロリーになっています。
干し芋100gあたり、303kcalですが、実際それがどんな具合なのか他の食材と比べてみます。
ご飯100gでは168kcalのため、干し芋の方が約1.8倍のカロリーです。
食パン100gでは264kcalとなり、食パンと比べても干し芋の方が高カロリーです。
食パン100gと近いものとしては、4枚切り食パン1枚です。
6枚切り1枚では、158kcalです。
カロリーだけを見ると、干し芋のカロリーの高さに驚くのではないでしょうか。
つまり、干し芋をたくさん食べすぎると多くのカロリーを摂取することになるということです。

干し芋100gって多いの?少ないの?ということも気になると思います。
正直なところ、干し芋好きな人にとっては100gは簡単に食べてしまいがちな量かなと思います。
無印良品でも干し芋が売られているため、カロリー表示は別として、量の具合を感じるためにg量を見てみたいと思います。
「素材を味わう スティック切れ端干しいも」という190円で販売されている商品は、75g入りです。
セブンプレミアムの干し芋は200gで売られており、パッケージには100gあたり293kcalと記載されています。
無印良品ぐらいの量であれば、うっかり食べきってしまう可能性は否定できませんよね。
干し芋を食べるときは、案外高カロリーであるため、食べ過ぎないことに注意することが大切ですね。

カロリーだけを見ると、ダイエットに不向きではないかという結論になりがちですが、他の栄養素も確認してみると良いです。

干し芋は太る?ダイエット中のおやつになる?

先ほどカロリーに注目して、干し芋が太ると言われる理由の一つを知っていただいたかと思います。
続いては、ダイエット中に向いていると言われる理由について確認してみます。

ダイエット中は、食事量を減らしがちで、便秘に悩む人が多いと思います。
そんなとき、干し芋は食物繊維が豊富なため、便秘解消に役立ってくれる可能性が期待できます。
また、栄養バランスが崩れがちなダイエット中、女性が不足しがちな鉄分も多く含まれている干し芋は嬉しい食材です。
カリウムも多く含まれているため、余計な水分を排出する助けとなり、むくみ解消につながってくれることが期待されます。

食物繊維、ビタミン類やミネラルが多く含まれていて、食べやすい干し芋は上手に取り入れればダイエット中の味方になってくれそうですよね。
おやつに最適なのは、食べ過ぎに注意な食材であるため、おやつに少し食べるということがちょうど良いということかと思います。
空腹がピークの時に食べるとついつい食べ過ぎるため、ダイエット中とは言っても、おやつで調整しながら、健康状態も維持しながらダイエットを乗り切るのがおすすめです。

食物繊維や鉄分が豊富なドライフルーツとしては、プルーンが知られていますよね。
プルーンは、100gあたり235kcalですが、プルーン100gは干し芋に比べるとたくさん食べにくい食べ物かなと思います。
干し芋だとついつい食べ過ぎちゃう場合は、ドライフルーツ系であればプルーンにも時々してみるのが良いかもしれません。

干し芋のダイエット中の食べ方について

私がダイエットしている間、ドライフルーツ系もおやつに取り入れていました。
知り合いの管理栄養士から、干し芋を含め、ドライフルーツは生の状態を思い出して食べるようにするようにと言われていました。
干し芋にするとついついたくさん食べてしまいますが、確かにふかし芋や焼き芋を同量食べることを思うと、同じようには食べられないなと思っていました。
その当時はあまり栄養価について考えていませんでしたが、カロリーを考えると、注意された理由も分かりました。
食べごたえがあるし、甘みもある干し芋のため、上手にダイエット中は活用すると私は便利だなと思っています。

スポンサーリンク
おすすめの記事